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一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会
会長: 吉野 忠則

はじめに、この電動車椅子サッカー(パワーチェアーサッカー)競技は、パラスポーツのひとつであり、電動車椅子そのものを競技用具として使うサッカーとして普及しています。
電動車椅子をどのような形であれ操作する事ができれば、誰もがプレーヤー(選手)として競技を楽しむことができます。現在は、障がいのある方を中心に、全国各地において競技イベントなどが行われ、年一度各カテゴリーにて日本一を競う選手権大会も行われています。世界では、すでにパワーチェアーサッカーの世界大会として「FIPFA World Cup」が3回開催されています。
私がこの競技を知ったのは、一人の障がい者選手との出会いをきっかけに、その選手のサポートや競技に関わることでパワーチェアーサッカーの魅力に取り付かれ現在に至っています。
選手たちの障がいは重いです。しかし、余儀なく車椅子生活を送る事になったとしても、人生をあきらめることなく、勇気を持ってパワーチェアーサッカーにチャレンジ電動車椅子を巧みに操作し、大好きなサッカーを仲間ともに楽しみ、この競技の主役になっています。ぜひ、一人でも多くの方に、車椅子でも楽しめるスポーツが身近にあることを知ってほしいのと、パワーチェアーサッカーに参加する事で自立のきっかけをつかんでほしいと願っています。
サッカーは、選手を始め私たちみんなの夢でもあります。本協会も一般社団法人として新たな一歩を踏み出し、2016年4月には、JFAと本協会を含む7つの障がい者サッカー団体とで、障がい者サッカー連盟を設立するに至りました。サッカーを通して障がい者と健常者との交流が、ますます盛んになることを願うところです。
私共競技団体としては、国内では全国障害者スポーツ大会(国体)、世界ではオリンピック・パラリンピックへの種目入りを目指し活動をつづけています。
パラスポーツやパワーチェアーサッカーの楽しさを伝えるためにも、健常者のサポートが競技発展上とても重要になります。健常者もプレーヤー(選手)として参加できるカテゴリー大会やイベントの企画なども行い、障がい者と健常者との交流の機会を増やし、パラスポーツの楽しさを共有することで、障がい者と健常者が当たり前のように混ざり合う社会を目指し、パワーチェアーサッカーの普及、発展に取り組んでまいりたいと思います。
誰もが関われるスポーツとして「電動車椅子サッカー(パワーチェアーサッカー)」があり、万人に親しまれ、楽しい競技として発展していく事を願っています。電動車椅子サッカー(パワーチェアーサッカー)には、そのための大きな魅力的な力があると信じています。


正式名称 一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会
会長 吉野 忠則
副会長 齋藤 純一
理事 奥本 賢
理事 坂本 真一
理事(事務局長) 山木 譲
監事 藤代 俊二
連盟設立(任意団体) 1995
協会設立(任意団体) 2005
法人登記:(一般社団) 2015
FIPFA加盟 2007
Asia/Pacific/Oceania Zone加盟 2009
公式Webサイト http://www.web-jpfa.jp

事務局

〒107-0062 東京都港区南青山2-5-17 ポーラ青山ビル 6F( 株式会社 ジェイワールド トラベル内 )
電話: 03-3402-3600
FAX: 03-3402-9698

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アクセス:東京メトロ(銀座線・半蔵門線)・都営地下鉄(大江戸線)「青山一丁目」駅下車徒歩3分

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